2018-5-25
盗聴器の種類を知ろう!使用方法と見つけ方を学んで対処しましょう

道を歩いていて「後ろに人影を感じてこわい」状況が起こったり、「家によく無言電話がかかってくるようになった」といった現象が起こったりすることはありませんか。もしかしたら、それは「盗聴の被害にあっている」合図かもしれません。盗聴の被害にあわないようにするためにも、まずは盗聴器について知るようにします。
盗聴器は色々な種類があります。どんなものが盗聴器として怪しんでいいものか、自ら気をつけるようにしたいところです。盗聴器の種類と、使用されている場所、発見方法について紹介していきます。
盗聴器の種類は大きく分けて2つ
現在、盗聴器として使われる種類は大きく分けて2種類あります。「有線式の盗聴器」と「無線式の盗聴器」です。これら二つの盗聴器の違いについて、紹介していきます。
有線式
有線式の盗聴器は、盗聴するマイクと録音する機械が一緒になったタイプです。有線式は盗聴電波を使わないで盗聴する形ととっています。室内のどこかに盗聴器を設置して、録音してから回収しにきます。この有線式の盗聴器を使う犯人は、頻繁に部屋を出入りすることができるということにつながっていきます。
無線式
無線式の盗聴器は、盗聴電波を利用して離れた場所から音声をひろって録音するタイプの機械です。現在一般的に知られるようになったタイプは無線式の盗聴器で、テレビの特集などでよく見つけられるのもこの無線式です。無線式は電源を受け取ることができる環境ならば、半永久的に動かし続けることが可能なとても厄介なタイプの盗聴器です。
盗聴器は色んな形があります

盗聴器は厄介なことに時代が進むにつれて、色んな形になって盗聴するようになってきました。普段使っている日常品の中に、盗聴器が紛れ込んでいるかもしれません。色んな形の盗聴器を知っておけば、盗聴の被害を防げるかもしれないので、覚えるようにしてください。
コンセント型
コンセントや電源タップの中に盗聴器が入り込んでいるタイプです。この形の盗聴器は、テレビなどでよく取り上げられることも増えたので、盗聴器がコンセントの中に入ることは周知されてきているかもしれません。コンセントとして差し込めるため、電源を供給されて半永久的に利用することができます。
コンセント型はよく見られる盗聴器なので、自分で設置したコンセントは覚えておく、見覚えないコンセントに注意して、盗聴されないように気をつけてください。
ボールペン型
ボールペン型の盗聴器はとても簡単に設置されやすいので注意です。しかもボールペンは日常で何気なく使い、消耗品ですぐ増えたりするので、中に盗聴器が入っていても気づきにくいというのが厄介です。ボールペン型は小さくて電気を受け取ることができないので、有線式の盗聴器が使われます。有線式ということは、犯人が回収しにくるということを注意してください。
マウス型
マウス型の盗聴器は、パソコンにUSBケーブルでつないで盗聴するタイプです。電源はUSBケーブルを使って直接パソコンから取ってくるので、長い期間稼働することができます。パソコンを使う人にとって、マウスはよく使うものであるので、マウス型の盗聴器にすり替わっていたらすぐ気づくと思います。
自分でできる対策方法として、自分の使っているマウスのメーカーを覚えておいて、誰もが使っているようなよく見るマウスは使わないようにすることができます。
コード付クリップ型
このクリップ型というのは、コンセントなどの電源が取れる場所だったり、電話線に直接クリップを取り付けて、電源を受け取りながら盗聴するタイプの盗聴器です。部屋の壁の中に取り付けることが可能で、自分の目ではなかなか発見しづらいのが厄介な盗聴器です。見つけるためには壁のコンセントを開けなければいけなかったり、専門的な知識が必要になってくるので、盗聴器発券機やプロの専門家に見つけてもらう方が早いかもしれません。
カード型
盗聴器もコンパクトサイズが登場してきて、現在はカードサイズの小さな盗聴器も出てきました。カード型が利用される理由は、コンパクトサイズでどこでもすぐに設置することが可能なところです。小さなすき間であったり、本のしおりのように挟んだりと、色んな場所に置くことができます。
電源を取ることができないので、有線式で犯人が回収しにくることに気をつけてください。もし、知らないカードを見つけたら盗聴器だと怪しんで、処分するようにしてください。
電卓型
電卓の中にも盗聴器は紛れ込んできます。スマートフォンの利用で電卓アプリを使用する機会が増えてきているので、なかなか電池式の電卓を使うことがなくなってきているかもしれませんが、利用している場合は細心を払いましょう。電源は内臓の電池から受け取ることが可能なので、無線式の盗聴器として利用されます。
置き時計型
置き時計に盗聴器が入っていることがあります。置時計は寝室に置かれることが多く、寝静まったころを狙って被害を与えてくることもあります。置き時計型も電池から電源を受け取るので、無線式の盗聴器が利用されます。
盗聴されているかを確認するチェックポイント
家の中で起こる現象で、盗聴されているか分かるかもしれません。盗聴されているかチェックする項目をまとめてみました。
<電話>
<テレビ・ラジオ>
<身の回り>
これらの現象に身に覚えが合ったり、複数該当するようであったら盗聴されている可能性が高いかもしれません。
盗聴器の発見方法

盗聴器が部屋の中にあるかもしれないと思ったとしても、どう見つけていいか分からないことが多いです。まずは、盗聴器が仕掛けられやすい場所にしぼってみます。その後は2つの方法に限られてきます。発見方法として、盗聴器発券機を使用する方法と、プロの業者に依頼する方法を紹介します。
盗聴器が仕掛けられやすい場所
まずは盗聴器が仕掛けられやすそうな場所を見て回ります。
他にも色々思い当たる場所はあると思いますが、盗聴器がありそうな場所を見て回ってください。もし、自分で見覚えがないモノを発見したら盗聴器の可能性が高いです。ここからは本当に盗聴器が仕掛けられているか、発見する方法です。
盗聴器発見機を使用する
盗聴器を見つけるための器具として「盗聴器発見機」というものがあります。見た目はレシーバーのような形をしていて、電波の周波数の違いによって盗聴器を発見する仕組みになっています。見つけるためには、音源を発生させるためのラジオを用意して、音を鳴らしながら見つけるといった専門的なやり方が必要になってくるので、一般の人がやるのには少し難しいかもしれません。
まず、盗聴発見器を購入しなければいけないのも少しハードルが高いです。盗聴器の見つけ方が分かっていても、やり方が難しいと感じたら、プロの業者に依頼する方法を取ってみてください。
業者に依頼する
盗聴器の見つけるための業者となると、プロの「探偵」に依頼することになります。盗聴器を発見するプロなので、盗聴器を見つけることと盗聴器の除去をしてもらうことが可能です。たとえ盗聴器を取り除くことはできたとしても、また犯人が侵入してきて盗聴器を仕掛けにくるかもしれません。
そのような二次被害が出ないように、盗聴器を見つけたあとも犯人の捜索をしてくれるような探偵を選んでみてください。費用は少し多くなってしまうかもしれませんが、ストーカーによる恐怖を取り除くには確実な方法だと考えられます。
まとめ
盗聴器は大きく二つに分けて「有線式」と「無線式」に分かれていて、その中でも色々な種類があって、日常的に使っているものに紛れ込んでいるということが分かりました。盗聴の被害にあっているかもしれないと感じたら、まず日常生活の違和感を見つけるようにして、盗聴を怪しんでください。
本当に盗聴器が部屋の中にあるかもしれないので、特定の場所を探してみて見つけることが可能ならばすぐに除去するようにしてください。困ってしまったら、無理せずに探偵に依頼するようにして被害がなくなるようにしてください。
バックナンバー
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- 盗聴器発見アプリは信頼できる?プライバシーは自分で守ろう!
- 盗聴器の種類を知ろう!使用方法と見つけ方を学んで対処しましょう
- 盗聴器を設置する理由
- 盗聴器の発見
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